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【まとめ】避難生活の不安に寄り添う|女性・妊婦・授乳中の方のための防災記事6選

カテゴリー:SRHR・女性医療

ヘルメットをかぶって避難所に向かう住民たちのイラスト

2026年7月28日、「令和8年熊本地震」が発生しました。熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7を観測した、規模の大きな地震です。

被害の全容はまだつかめておらず、その後も震度5規模の地震が繰り返し発生しています。避難生活を余儀なくされている方、自宅にいても余震が続き、心の落ち着かない日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。

被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。そして避難生活には、女性ならではの困りごとや、妊娠中・授乳中の方に特有の不安がつきまといます。

そこでcrumiiでは、これまでに掲載してきた「いざという時」に備えるための記事の中から、女性の防災・健康にまつわるものをまとめてご紹介します。いま不安を抱えている方にも、これを機に備えを見直したいという方にも、少しでもお役に立てば幸いです。

まずは知っておきたい、避難生活と女性の健康

避難生活で女性が直面しやすい困りごと・健康リスクと、備えておきたいアイテムがわかる記事です。

 

▼女性のための防災ガイド 前編|その時あなたは?

避難所や在宅避難では、生理やトイレ、着替え、プライバシーの確保など、女性ならではの困りごとが数多く生じます。

この記事では、避難生活で女性が直面しやすい困りごとを整理したうえで、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)や膀胱炎、外陰部・腟の感染症、月経不順、PTSDなど、災害時に気をつけたい心身のリスクを10項目にわたって解説。

「トイレを我慢しない」「水分をしっかりとる」など、避難生活で意識したい具体的なポイントもまとめています。

 

▼女性のための防災ガイド 後編|自分を守る備えとは?いざという時のための防災グッズ

前編の内容を踏まえ、「では具体的に何を備えればいいのか」を解説しています。水や食料といった定番の備蓄ではなく、ワセリンやデリケートゾーン用ワイプ、生理用品、吸水ショーツ、防犯ブザーなど、女性ならではの視点で備えておきたいアイテムを紹介。あわせて、家族との連絡手段の決め方や、日常の買い物で無理なく備える「ローリングストック」術も取り上げています。

妊娠中・授乳中の方へ

妊娠中に気をつけたい体調の変化や、断水・停電下での授乳の方法がわかる記事です。

 

▼【保存版】災害時の妊婦と授乳ママの防災ガイド|妊娠中に必要な備えとは?

「もし妊娠中に停電や断水になったら?」という不安に、産婦人科の視点から答えています。妊娠中に注意したい血栓症や、受診の目安となる危険なサイン、避難所では遠慮せず「妊娠中です」と申し出ることの大切さ、母子手帳の「紙+スマホ」二重保存など、妊婦さんが備えておきたいポイントを具体的に解説。災害時のお産を支える「災害時小児周産期リエゾン」の仕組みにも触れています。

 

▼【保存版】災害時の妊婦と授乳ママの防災ガイド|母乳・粉ミルク・液体ミルク・コップ授乳まで徹底解説

災害時の授乳について、母乳・粉ミルク・液体ミルクそれぞれの強みと使い分けを整理した記事です。哺乳瓶がなくても授乳できる「コップ授乳」のやり方を手順つきで紹介しているのが特徴。「ママといつもセットとは限らない」という視点から、はぐれても授乳できる備えの大切さにも触れています。断水・停電下で「赤ちゃんにどう飲ませるか」を、平時のうちにも知っておける内容です。

災害時でも「いつもと違う」を我慢しないために

災害時は不調を言い出しにくく、つい我慢しがちですが、婦人科の病気には一刻を争うものもあります。受診が必要な症状についてまとめた記事を紹介します。

▼急いで受診してほしい救急疾患 〜婦人科編〜

この記事では、過多月経、卵巣捻転、卵巣出血、骨盤内炎症性疾患という、早期受診が重要な4つの疾患について、見逃したくない症状と受診の目安を解説しています。「突然の激しい下腹部痛」「下腹部痛+発熱」など、覚えておきたい危険なサインがまとまっています。平時はもちろん、避難生活で体調に不安を感じたときの判断材料にもなります。

 

▼カンジダの症状をチェック|おりもの・かゆみの特徴と発症する3つの要因を解説

避難生活では、入浴や下着の交換が思うようにできず、デリケートゾーンのトラブルが起こりやすくなります。とくにカンジダは、疲れやストレス、ムレなどで免疫バランスが崩れると発症しやすく、避難生活はまさにその条件が重なりがち

この記事では、カンジダに特徴的なおりものやかゆみの見分け方、発症の3つの要因、他の感染症との違いをわかりやすく解説しています。「もしかして」と思ったときの参考にしてください。

知識と心構えも、自分を守る「備え」になる 

災害を防ぐことはできませんが、備えることはできます。
そして「備え」は、非常袋を用意することだけではありません

避難生活でどんな健康リスクがあるかを知っておくこと、体調の異変を我慢せず声に出せること、避難所で「妊娠中です」「授乳中です」と伝えられること——そうした知識や心構えも、自分と大切な人を守る立派な備えです。

今まさに不安な日々を過ごしている方は、どうかご自身の心と体を後回しにしないでください。そして、被災地から離れた場所にいる方も、これを機に、女性の視点で備えを見直してみてはいかがでしょうか。

crumiiは、これからも女性の「いざという時」に寄り添う情報を発信していきます。一日も早く、皆さまが安心して過ごせる日々が戻ることを、心よりお祈りしています。

 

宋美玄 産婦人科医 crumii編集長

この記事の監修医師

丸の内の森レディースクリニック

院長

宋美玄先生

産婦人科専門医

丸の内の森レディースクリニック院長、ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事産婦人科専門医。臨床の現場に身を置きながら情報番組でコメンテーターをつとめるなど数々のメディアにも出演し、セックスや月経など女性のヘルスケアに関する情報発信を行う。著書に『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』など多数。

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